事務所にいると、客様からの電話。「夜、羽蟻が出て、眠れないので来て下さい」てっきり、白蟻が出てしまったのか!と思いながら伺うと、羽蟻が出るのは寝室として使っている2階の和室。夜、豆電球をつけ寝ていると、夜中4時ごろに数十匹もの羽蟻が電球付近を飛ぶらしく、大変困っていました。さすがに白蟻は2階までは上がって来ないはずだし、数匹の残骸をみると白蟻でもない。いったいどこから進入したものか・・・部屋中をくまなく見渡す。外部から進入できそうな穴など探してみましたが、それらしい穴もなく。考えた結果、天井裏ではないか?照明や天井板の小さな隙間からでてくるのでは?という結果にたどり着き、天井裏へと上がることに。そこで、天井裏(この場合は屋根裏)への入口は・・・「押入れの中の天井面」。押入れの中の天井は、通常点検口として使えるように一部外れます。結果、天井裏でも数匹の羽蟻を確認しただけで、進入経路の確信は得られなかったのですが、殺虫スプレーを端から端まで撒いてきました。今晩、様子を見ていただくことに。

ところで、屋根裏へは通常上がることってありませんよね。今日のお客様のお宅は、掃除をされているかのようなホコリもほとんどない屋根裏でした。松丸太の立派な梁も確認しました。「雨漏りもしていませんね」と、ひょんなことから、屋根裏の点検も兼ねることができました。
みなさんも、時々は屋根裏を覗き込んでみるものいいかもしれませんね。ただ、上がって歩くのは難しいかも。間違った場所を踏むと・・・天井が抜けておっこちる・・・かも