以前、お引渡ししたお住まいのメンテナンス工事。実は、トイレドアの開き勝手(ドアの吊り元が、右か、左か)が、良くなかったと・・。階段を数段上がり、中2階部分にあるトイレなので、安全面などからドアの開き方はよくよく考えてプランをまとめたつもりだったのですが、その部分の細かな打合せは施主とは特にしていませんでした。

でも、私が想定していた開き方より、使ってみると実は逆の方が良かったと。でも、ご指摘いただいて本当に良かったです。きっと、このような場合、不自由だな~と思いながらもそのままにされてしまう方も多いと思います。でも、やっぱり住んでみないと分からないことや、想定していたのとは違ったことなど、後々出てくることも多いと思うのです。そんな時は、お話していただけると本当は嬉しいのです。今回の場合は、そんなに大事にならずに、付け替えることができました。でも、そう簡単に改良できない場合の方が多いかもしれませんが、ご相談いただけると、何らかの方法が見つかるかもしれません。常々、施主の方が本当に満足いただいてるか、喜んでいただいてるのか・・とても気掛かり。お客様には、ご迷惑をお掛けしましたが、じっくり打合せを重ね、お客様の気持ちを一つ一つ確認し、積み重ねていくことの大切さを再び実感することができた出来事でした。