今日は、春に計画しているLDKリフォーム工事の室内模型を作りました。お客様に立体的にプランを確認していただこうと思い、作り出しました。
そんな製作中、ふっと思い出したことがありました。大学卒業後、設計事務所に勤めだしたばかりの私は、日々ひたすら模型作り。白模型といってスチレンボードを使い、色を付けない真っ白な模型を作ります。建物の形やボリュームあらゆる角度から確認するのです。自分自身がその模型と同じ縮尺に縮んで、その建物の周りを歩き廻り、その建物内部に入り・・・そんなイメージで。プラン決定まで白模型は何回も作り直します。
ひたすら模型を作り続けたあの作業のお陰で、2次元から3次元へと頭の中で空間をイメージする力が鍛えられたと思います。あの時に学んだことが今の自分の根底にあることを思い出しました。
初心忘るべからず・・。時に昔に戻り今の自分と、向き合うことも大切かもしれませんね。