今年に入って
2ヶ月が経とうとしています。
最近、多く頼んでいただいているのが
『手摺りの取付け工事』
介護保険の住宅改修申請を合せた工事も
多いです。
特に体の不自由な方、ご高齢の方の
手摺りの取付け方法、場所、高さなどは
それぞれ様々。
事前に打合せをしても
取付けのときに再確認が重要ですね。
普段の生活動線をその場で確認して
位置や高さを決めて取り付けていきます。

こちらは階段の手摺りの工事中。
リフォームで取り付ける場合は、下地の有無がわからないので
うちではリフォーム用下地(手摺りの下の板状)を
取り付けてからそこに手摺りのブラケットを取り付ける方法を
お薦めしています。
こうすれば、下地の場所を選ばず
どこでもブラケットをつけることが。
階段で時に気をつけているのは、
手摺りの『連続性』
コーナー部分で切り離して、面ごとに独立して
手摺りを付ける業者さんも多いかもしれませんが、
階段などは特に上がり降りで手摺りを頼りにしているもの。
そんな時、頼りにしていた手摺りが途切れていては
危ないことも。
施工上、やも得ない場合を除いては、連続した手摺りを
取り付けるようにしています。

こちらは玄関の段差部分に付けた手摺りです。
最近はいろんなバリエーションの手摺り部材が
ありますので、こういったT型形状も可能ですね。

こちらは浴室と洗い場の間の手摺り。
洗い場から浴槽に入る時、浴槽をまたぐ時に
頼りになる手摺りです。
リフォームもそうですが、
手摺りは特に使う方の気持ちになって、
動作を考えて、取り付けるのが大切だな~と
しみじみ思うのです。