こんばんは!
『螺旋階段のある半地下の家』現場。
耐圧盤の生コン打ち。
「耐圧盤」とは地面と接している床部分です。
今回のコンクリートの設計基準強度は21N/m㎡。
呼び強度27N/m㎡。
ちなみに、この↑強度とは「圧縮強度」のことです。
例えば、「21N/mm2」といった場合は、1cm2当たり約210kg
の荷重に耐えられるということになります。
「設計基準強度」とは建物の構造計算で必要とされる
コンクリートの強度のこと。
で、「呼び強度」とは設計基準強度に補正を加えた強度で、
実際はその場の環境や状況、外気温などで余裕を見込んで、
生コンクリートを発注します。
一般的に住宅の基礎で必要な呼び強度は21や24N/m㎡と
言われていますので、(外気温にもよりますが・・)
今回は、それ以上の強度のコンクリートです。
半地下の混構造の建物ですから、一般的な木造住宅との違いを
感じますね。
コンクリートはポンプ車から流し込んでいます。
長い通路のある敷地。
ポンプ車のホースが・・。長くてよかった。。。
いやいや、長いバージョンでしょうか。。。

半日で打設完了。
しかし、ここからが長かった。
平滑に均してもらうのに、少し水が引いたところで
コテで押さえて・・・やはり夜までかかりました。
3日後、

こんな雰囲気。もう充分歩けますよ。
早速、壁部分の型枠の準備に取り掛かっています。
ここからが、重要!打放しですからね~。