先日畳屋さんにお願いして、
畳表の見本を持ってきてもらいました。
4種類の畳表。
いろいろと説明してもらい、
その違いをじっくりと聞きました。
いつも、表替えをお願いする場合は、
お客様の予算をお聞きして、
「〇〇〇〇円ぐらいの予算で」と。
出来上がってしまえば、新しい井草の香りと
綺麗な色合いで、いいな~と思っていたのですが。
このように、それぞれを同時に比較して
見てしまうと・・・
やはり金額と材質は一致していますね。
違いは、井草の材質もあるようですが、
経糸を綿と麻を同時に使っている上級品の
方が、厚みがある!
元々の井草の長さが長いので、端の方になっても
色合いも均一。目もそろっています。

価格を下げると、経糸は綿のみになり、
元々の井草の長さが短いので、色合いも端の方には
ムラがでてきたり、厚みも薄くなったり。
実際に触ってみると~違いってわかりますね!
特に厚みの違いと目の密度。
実際は、これ以上安価な畳表もあるそうです。
でも、畳屋さんは
「あまり薄いものはお薦めしていませんので」と。
しかも
「この中で安価なものにしたって、
畳縁を付けて仕上げればいいですよ」と。
確かに、そんなに高級品を使う必要ってないですよね。
実際、一番使っているのは中級の普及品。
畳の部屋の無いお住まいも多くなりましたが、
井草の香りっていいですね~。
なんだか、懐かしくホッとしますね。