マンションの改修工事。屋上の防水工事を行いました。
今回の改修方法は、ウレタン塗膜防水。
改修にあたっては他の防水も検討しましたが、
○下地の防水層の痛みが少ない
○既存防水層を撤去する予算はない
○屋上形状が複雑
などの点から、ウレタン防水に決りました。
ウレタン防水の特徴は、
○継ぎ目のないシームレスな塗膜で複雑な形状にも適してる
○下地処理を施せば、既存の防水層に施工できる。
(産業廃棄物がでない。改修工事用としても需要が多い)
○5,6年毎のトップコートの再塗装で15年程度の保持が可能。
その後も、塗り重ねができ、全面撤去が施工費も安くできる
○臭いがない、熱の発生がない(CO2発生が少ない)
など。今回の改修工事には適していたわけです。
しかし、どんな工法にも一長一短がつきもの。
いろんな条件下の中で導き出される最適な方法があるんですよね。