おはようございます。
今日の小平は、曇り・・・のち雨予報。
かろうじて、雨は降らず、という感じです。
マンションリノベーション現場。
建築家から写真を画像をもらいましたので、
少しさかのぼらせていただきます。
内装リフォームに当たって
マンションの規約はつきものです。
集合住宅ですから、皆さんで
協力しなければならないことも多いですよね。
特に床素材の遮音性能は
LL-40やLL-45等級など求められているマンションが多いです。
LLとは軽量衝撃音遮音等級の事。数値が小さい方が性能は高い。
足音や建具の動きの音や家事での音など生活騒音を
下の階に伝わりにくくするように求められた性能ですね。
主に軽量というから高めの音に対してです。
マンション室内を歩くと足元がフワフワ感じることはないですか?
こちらは、直張り(スラブに直に張る)用フローリングの裏側にスポンジのような
クッション材が張られていて、それ自体でLL-40やLL-45等の
性能がある素材です。
今回のお住まいはに必要な遮音性能はLL-40等級。
しかも仕上げは無垢フローリング。
このようなケースの場合は、
仕上げのフローリングで性能を求めるのではなく、
その下の下地組の中で遮音性能を確保します。
そこで、今回は乾式二重床システムを採用しました。
専用の支持脚とパーティクルバード、断熱材を複合して
遮音性能を達成する工法です。
床は、既存のスラブから約150mm上がり。
高さの制約がありますので、なかなか採用できない場合も。
他には、絨毯を張ってしまう等の方法もありますが・・・
しっかりとした足裏感は良いですよね~。